ミリオンダラーベイビー Million Dollar Baby ★★★

スコットが「sad movie」といっていたが、まさに悲劇。救われない結末だ。人間にとって、「破壊される」ということは、「死」よりも惨いことだと思う。ボクシングには子の手の悲劇が耐えないにも関わらず、なぜ今もなおこんなものが存在するのか、私にはいまだ理解できない(というかしたくない)。
それにしても、31歳でボクシングなんて、それだけでもつらいのに、再起不能の植物状態になったマギーを見舞うのは、ディズニーランド帰りのどうしようもない家族だけなんて……。顔に深い皺を刻んだ老人トレーナーが彼女を安楽死させる苦渋の選択シーンは、つら過ぎて逆に泣けないくらいだ。ヒラリー・スワンクが、スタントなしの渾身の演技でオスカーを受賞。クリント・イーストウッドが監督賞、助演男優賞(クリント・イーストウッド)の2冠、そしてアカデミー作品賞の合計4部門を獲得。
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by kanai_77 | 2006-01-11 14:33 | マ・ヤ・ラ・ワ行  

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