天国と地獄 ★★★★★


私の生涯のNO.1映画である。今はなき銀座の並木座で、黒沢映画を見始めて数本め。脚本の完成度の高さ、前半でみせる人物設定と配置の妙、特に三船敏郎演じる権藤の人間的魅力、絶妙な演出とカメラワークでみせる映像美に、さらに後半の異様な展開・雰囲気が加わって、まさに芸術である。映画としての魅力(いやここまでくると魅力というより「迫力」といった方がいい)に文字通り圧倒された!
この映画を観た数年後、黒沢監督と三船敏郎氏が続けて他界し、「もはやこれ以上の映画は生まれないのか・・・」と本気で残念に思った。
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by kanai_77 | 2005-01-30 04:00 | タ・ナ行  

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