1/28(金)半落ち ★★


前半の、原作の小説をそのまま脚本にしちゃったような展開、ダサくて意味不明なカメラワークに、見るのをやめたほうがいいかとも思ったが、後半は豪華キャストの名演技が要所要所で光り、それはそれで結構よかった。
警察内部の微妙な事情や、記者、法曹界との駆け引きなどといった部分は、原作(小説)の方が楽しめる。本来この小説のおもしろさはそこにあるのだが、映画ではなかなか表現しづらい部分なのか、「嘱託殺人」というテーマの方が、いわゆる「泣ける」展開には向いているということか。名監督なら両方描けていただろうが、この監督には無理だったよう。

しかし、かなりの「豪華キャスト」だよな。もともと登場人物が多い小説だけど、あまりうまくない俳優や見たこともない俳優だとうまくいかなかったかも。演出&脚本が下手くそな監督でも、キャスティングがよければなんとかなるということか!
中でも、「きききりん」さんの法廷での証言シーン「私は何もしてあげられなかった。殺してあげることさえ」といって泣きながら梶に頭を下げるシーン、と
アルツハイマー病の義父の世話をする裁判官の妻が、「このまま帰ってこなければいいのに、ご自分で死んで下さったらいいのに、と思ったことがあります」と告白するシーン。この2シーンが特に印象に残りました。
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by kanai_77 | 2005-01-30 03:30 | ハ行  

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