或る夜の出来事 ★★★☆

a0010906_14482813.jpg名作中の名作。監督はフランク・キャプラ。
同じ「じゃじゃ馬娘と新聞記者の珍道中」としては「ローマの休日」の方が、人気も、知名度も、ヒロイン(を演じる女優)の美しさも上だが、これこそが原点だと、私は思っている。事実、最近の恋愛映画や、日本のトレンディードラマのラブストーリも、けっこう似たような設定が多い。今や黄金の設定なのだ。主人公の男は、自分のもっとも嫌いなタイプ女性に、最初は打算で近づき、やがて翻弄され始める。「なまいきだ」「気に入らない女だ」といっていた男は、いつのまにか、「目が離せないヤツだぜまったく」「ある意味あっぱれな女だ」「意外に女らしい部分もあるんだな」などの気持ちの変化を経験し、気がつけば「敬意にも似た恋」に落ちているのだ。足を挙げて車を止めるシーン、毛布で作った「ジェリコの壁」、ラッパなど細かいエピソードも多く印象に残る。

<引用>アカデミー賞の主要5部門(作品、監督、主演男優、主演女優、脚本)を初めて制覇。大恐慌のアメリカを舞台に、じゃじゃ馬娘と新聞記者の珍道中をコミカルに描いて、スクリューボール・コメディという新たなジャンルを形成した作品。
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by kanai_77 | 2004-10-03 14:46 | ア行  

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