阿弥陀堂だより ★★

a0010906_13252359.jpg長野の牧歌的な雰囲気に癒しを求める妻と主人公。
現代、特に都会では、欲望とストレスの分量が逆転しつつあるんじゃないかな。もっと質素でもいいから、もっと人間的な生活をしたい、と思うことが多い。家族のための仕事であるはずが、仕事のために家族を犠牲にし、もっとも愛する人と過ごす時間は、好きでもない人と過ごす時間の何分の1? 人(社会)の役に立てるという「実感」、自分でなければという「使命感」も感じ難くなっている都会というシステムに嫌気をさして地方へ移住する人や、定年前に引退を選ぶ人、そういう人は今後どんどん増えてくるのかもしれない。それにしても、主人公の妻みたいに、「医者」なんていうどこでも通用する「手に職」があれば「地方への移住」もいいけれど、そうでない人はどうすれば……?サラリーマンは虚しい、そんな時代なんじゃないかな。なのに、どうして今時の親たちは、サラリーマンになることを子どもたちに求めてしまうのだろうか?
[PR]

by kanai_77 | 2004-10-03 13:34 | ア行  

<< アメリ ★★★☆ あなたのために ★★ >>