8/27(金) アイ、ロボット ★★

a0010906_935431.jpg久々の試写会。一人で映画を観るのも久しぶり。ありがちなハリウッド映画ではあるけれど、原作がしっかりしているせいか、意外に楽しめた。アクション好きな人には、アウディーが提供した未来の車を使ったカーアクションも見所の一つかと。ただ、襲ってくるロボットが全部CGだってことが見え見えで、ターミネーター時代(特撮時代)のような「怖さ」はどうしても感じられないのが残念。人間ドラマ(ヒロイン像)もとってつけたような感じ。でも30年後という設定で、ロボットや車や道路以外(家とか車椅子とか)は相変わらずローテクで描いてあるのは、まあよかったかも。
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ロボット3原則に基づき、人間の「命」を守るためには、人間を支配するしかないと結論を出すロボット。だが人間は「命」だけで生きているのではないと、主人公たちは、それを阻止すべくロボットの理詰めで構成された頭脳部分を、心(ハート)のチームワークでやっつける、なーんていう構造になっているわけだけど、でも結局、自然破壊とか、宗教とか、人間の愚かな生き方を反省するようなエンディングにはなっていない。「理屈(計算)」より「心(愛)」が大事、みたいなわかりやすいテーマで終わっている。そこが最近のアメリカ映画っぽいのよね。
もっと、所々の台詞にもあった「多くの人が信じるものが正義、それを信じられない俺は異端児か?」、「すべての人間が賢いはけではない」などといったことは、まだロボット社会でない現代でもいえること、「恐れ」とか「不安」とか「概念」といった人間にしかないもの、そこまで描いてくれたら……。それじゃあマトリックスのパクリっていわれちゃうか。でも、マトリックスよりは全然よかったぞ。
結局、この映画を見ても、アメリカ人は車を乗り回し、公害を出しまくり、銃を撃ちまくる。結局バカな人間はバカなまんまなんだろうなあ。30年後のシカゴ、ロボットは日本製かもね?
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by kanai_77 | 2004-09-25 13:10 | ア行  

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