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ベティサイズモア Nurse Betty ★★

レニーゼルヴィガーという俳優の七変化と活躍ぶりには本当に驚かされる。ブリジットジョーンズの日記、コールドマウンテン、シカゴ、母の眠り、シンデレラマンと、まさに引っ張りだこだ。とりたてて美人という訳ではないのに、どこかはかなげで放っておけない、一言でいうと「可哀想(可愛そう)な女」……、日本でいえば全盛期の「大竹しのぶ」といったところか。この作品では、「メロドラマ」にはまったウェイトレスというキャラクターを実に“可哀想(可愛そう)”に演じている。韓流スターやメロドラマにハマるいい年した女性が多いっていうのは、日本だけの現象だとおもってたけど、こういう女性ってどこの国にもいるもんなんですねえ。
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by kanai_77 | 2006-06-24 12:54 | ハ行  

ブルーベルベッド Blue Velvet ★★☆

主人公の青年が、“道ばた”で、切り取られた“人の耳”を拾い、それがきっかけである事件に巻き込まれていくという、怪しげで、官能的なストーリー展開には、デヴィッド・リンチ 監督らしさが満載。イザベラ・ロッセリーニ と名優デニス・ホッパーのセックスシーンは80年代の映画にしては相当刺激的で、名演という他にない 。主演は若き日のカイル・マクラクラン。そういえばこの人、最近観ないね。
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by kanai_77 | 2006-06-17 12:43 | ハ行  

チキンリトル Chikin Little ★★

鏡のようなUFOのかけらに床や顔が移り込んで透明になって消えてしまうシーンのCGは「お、なかなかやるな」と思ったけれど、ストーリーとかキャラクターについては、子供向け映画の域を出ていない、そこがディズニーだなと思った。アメリカの、特にディズニーのアニメに出てくるキャラクターというのは、どうも「可愛くない」顔ぶれが多かったけれど、最近はますます日本のアニメに影響されてきたというか、それを通り越して「媚のありすぎる顔」になってきている、と感じたのは私だけだろうか。
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by kanai_77 | 2006-06-10 12:30 | タ・ナ行  

マルコビッチの穴 Being John Malkovich ★★★

「7と1/2階にあるヘンな会社に就職したクレイグは、ある日戸棚の裏にある小さなドアを見つけるが、なんとその穴は15分間俳優ジョン・マルコヴィッチになれる、という摩訶不思議な体験への入り口だった!」という設定もぶっ飛んでいるが、その後の展開はもっとぶっ飛んでいて、いい意味で観る者の予想を裏切ってくれる。「ひょんなことから他人に成り代わってしまう話」とか「魂が乗り移ってしまう話」は、世界中の映画やドラマでも枚挙にいとまがないが、こんな設定があったか!という感じ。バカ女専門女優の「キャメロン・ディアス」も、この映画ではそのキャラクターを存分に発揮していた。
全米映画批評家協会賞作品賞・脚本賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞脚本賞、他
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by kanai_77 | 2006-06-03 12:01 | マ・ヤ・ラ・ワ行  

ソウ2 Saw2 ★★☆

2作目というのは、得てして失敗作であることが多いが、この作品は、1作目にけして劣らない面白い作品になっている。「人は死ぬ気にならないと事を起こせない」、あるいは「死ぬと分かっていても、その前にある“痛み”に躊躇してしまう」、そんなことを痛感させてくれるところが、この映画のテーマであり、最大の面白さであるが、それを強調する演出として2作品に共通する点は、映画の最後で価値観(キャスティング)の逆転がある点だ。刑事や医師、あるいは被害者が「善人」だという先入観は、みごとに崩され、「世の中、誰が善人(加害者)で、誰が悪人(被害者)なのか」がわからなくなる。DVDには監督や俳優たちが映画を観ながら雑談するというサービス映像が入っていたが、「CG」ではなく「創意工夫」でいくつもの苦難を乗り切っている点も賞賛に値する。低予算でも「創意工夫」や「演出」で、いい映画は作れるのだ。話の終わりには新たな犯人像が明らかになるが、末期がんに冒された犯人が3作目、4作目と活躍し続けるのは無理があるだろう、という判断もあったのかもしれない。3作目にも期待したい。
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by kanai_77 | 2006-06-02 12:23 | サ行