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ハリーポッター アズカバンの囚人 ★☆

1作目程心がワクワクしないのは、だんだん飽きてきたせい? それとも年のせいかしら?
アーサー・C・クラークの有名な言葉、「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない」を象徴するがごとく、本作の魔法の授業風景は、まるで「理科の実験」の授業のようにも見える。

ストーリー:ホグワーツ魔法魔術学校の3年生となったハリー・ポッターと親友のロン、ハーマイオニー。恐ろしい脱獄囚の魔の手と危険な吸魂鬼の一団邪悪な恐怖が待ち受けていた。
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by kanai_77 | 2006-03-28 16:44 | ハ行  

大災難 Planes Trains and Automobiles ★★

旅先で、やけに何回も顔を合わせる相手というのはいるものだが、2〜3回目までなら「また会いましたね」ですむものの、それが4回、5回ともなってくると、これも何かの縁かもしれない、と少しは自己紹介をしあって会話を弾ませたほうがいいのかな、と思いながらも、キマズイ雰囲気に気がつかない振りをして苦笑いを浮かべ続けてしまう事がある。ましてや、その相手が、いかにも自分の苦手とするタイプの人間であったなら。そんな誰もが体験しそうなことをテーマにしたロードムービー。あらゆるエピソードを大げさに描き、どんどんとエスカレートさせていくというコメディの王道ともいえるストーリー展開ではあるが、そんな中にも心の細かい襞(ひだ)にふれるような台詞が微妙に織り込まれており、単なるコメディーではなく、なかなかハートウォーミングな作品に仕上がっている。
ちなみに、放題が「大災難 P.T.A.」となっているので、教育委員会の話かと一瞬思ってしまう人もいるかと思うが、これは、原題「Planes Trains and Automobiles」の頭文字のようだ。私も今初めて知った。意訳すると「飛行機でも一緒で、電車でも一緒、極めつけは車でもかよッ」といったところか。
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by kanai_77 | 2006-03-25 16:17 | タ・ナ行  

アビエーター Aviator ☆

親の遺産を飛行機に費やし、贅沢三昧して映画を作ったハワードヒューズ氏の実話に基づいた話だというが、おまえは金日正かッと突っ込みたくなる。実話であるせいか、展開に面白さがない。そもそもハワードヒューズという人間が映画化するに値する程大物でなかったということか。芸術家やクリエーターにとって、下手にお金がありすぎると結局創意工夫の必要がないため、駄作になってしまうという面もある。一方でお金というものは、使うべき人が使うとまさに「生きる」もので、妥協のない作品を作り続けた黒沢監督は、ときに巨額の資金を映画づくりに費やし、映画会社がヒヤヒヤすることがあったそうだが、出来あがった作品は、そのどれもが後世にも語り継がれる名作となっている。しかしながらこの映画を見る限り、ハワードヒューズ氏も、本作を監督したマーティン・スコセッシ氏も、その域には達していないという事か。
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by kanai_77 | 2006-03-22 16:31 | ア行  

ミッドナイトクロス Blow Out ★★☆

その華麗なカメラワークには、デ・パルマ節ともいうべき映像美が満載で、クドすぎるほどだ。次期大統領候補暗殺事件の真実にせまりつつも、その証拠はつかめず、事件は結局迷宮入り。ともに事件の究明を目指し愛さえ芽生えはじめていた相棒のサリーが華やかな花火の中で息絶え、涙するジャックだったが、彼はあろうことか、サリーの生前最後の叫び声をB級映画の交換音に採用するのだ。その心情はいかなるものであったか? なんとも映画的なテーマであり結末である。このラストがなければこの映画は「画竜点睛を欠く」ことになっていたに違いない。それにしてもこの邦題の付け方は何だ!?

ストーリー:
元刑事で、今はB級恐怖映画専門の音響効果マンのジャック・テリー(ジョン・トラボルタ)は、夜の郊外で様々な効果音を録音していた時、車の走る音をひろう。すると突然、銃声らしき音が聞こえて次の瞬間車はパンクし川に転落。すぐに川に飛び込んだジャックは、車内に閉じ込められていたサリー(ナンシー・アレン)という女性を助け出す。しかしもう一人閉じ込められていた男、次期大統領候補マクライアン知事を助け出す事は出来なかった。事故のもみ消しを不審に思いながら現場の録音テープを再生してみたジャックはある事に気がつき、やがてサリーとともに事件の真相にせまっていくのだが…!。収録したテープの銃声音にあわせ、事故の連続写真をパラパラ漫画のようにフラッシュで流す印象的なシーンなど、独自の作風を確立したデ・パルマの手腕が冴え渡る。
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by kanai_77 | 2006-03-12 15:09 | ア行  

警察日記 ★★☆

若き日の森繁久彌が、駐在所の警察官という役柄で登場する旧作。村の救済所のような存在だった頃の警察所(交番)の毎日を綴った人間ドラマは、昭和版「警察24時」といったところであるが、迷子や窃盗、食い逃げや家出など、様々な人が訪れる中、所長がポケットマネーから金を貸してやったり、警官が迷子の子供を自宅に連れて帰って世話をしたり、今の警察とは考えられないくらい、人情味の溢れるその様子に、羨ましさのようなものを感じてしまった。他にも今や大御所といわれる俳優たちや、すでに他界してしまった名優が共演している。
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by kanai_77 | 2006-03-11 16:19 | カ行  

デストラップ Deathtrap ★★

話が次から次へと展開し、観るものを引きつける、一幕もののミステリー。そのストーリーは常にミステリアスでどんでん返しの連続である。観るものに「まだ何か先があるのでは?」という期待を抱かせ続け、まるで何層にもなった箱を次々と開けていくような面白さを味わえるのだ。マイケルケインの名演が光る。

ストーリー:
ブロードウェイの劇作家シドニー・ブリュールは悩んでいた。かつてはスリラー劇の第一人者として活躍したが、近頃はスランプ状態。その上最新作ミステリーで酷評をかい、作家としての危機を迎えていた。このまま慰みで書き続けるか、それとも心臓病を抱える金持ちの妻に養ってもらうのか…。そんな折、郵便で一冊の台本が届けられる。昔の教え子が初めて書き上げたミステリー劇を送ってきたのだ。それは素晴らしい出来ばえだった。何よりヒット作が欲しかったシドニーの脳裏に、ある残酷なストーリーが書き上げられる…。マイケル・ケイン主演。ベストセラー作家アイラ・レヴィンのミステリー劇を、「狼たちの午後」「評決」のシドニー・ルメット監督が映像化した、本格サスペンス。
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by kanai_77 | 2006-03-04 15:45 | タ・ナ行